103万以下に抑えなきゃ!!あなたは知ってる!?なぜ103万なのか。
春から晴れて大学生。大学生といえばバイトでしょ!!と思い、早速バイト探し。そんな時に「バイト代は年間103万以下にね!税金がかかっちゃうから!」などと母親から言われたものだった。そして、大学生になって何度か友人が「103万超えちゃうからバイト入れないんだぁー!!」と沢山働いたことをちょっと自慢げに、鼻高に大きな声で言う。「103万、103万、103万、103万...」103万って一体何なんだ!!って私はふと思った。この「103万」に対して、私たちの悪い「日本人」の「思考」が顕著に表れていると私は思う。
私たちはどうしても、「103万を超えたら税金がかかる→103万を超えないように月8万ぐらいで上手く働こう」と考えがちである。つまり103万という事実に対してどうやって対処するか、を考える。
一方、私が以前記事で書いた、クリエイティブ思考の「ユダヤ人」なら以下のように考えるであろう。
「なぜ103万なのか。うちわけは何なのか。そもそも103万である必要はあるのか。」などと。
大きな違いは103万から派生して生活を考えるのか、103万の根源を考えてから、未来の生活を思考していくのかの違いである。思考する段階が1つ多いのがユダヤ人型の思考といえる。
ですから、今回は、ユダヤ人思考らしく、「なぜ103万なのか」を明らかにしていきたいと思います!
103万のうちわけ
103万=65万+38万 という二つの要素からできている。
https://getnavi.jp/book/117801/
65万の実態とは!?
この65万とは給与等の収入金額が180万円以下に適応される、給与所得控除最低金額の65万である。
給与所得控除とは何か
給与所得控除額を簡単に説明すると、人が働く上での最低限度の必要経費額である。アルバイトを例として考えてみよう。アルバイトをするにも、Tシャツ、下着、ジーパン、靴下、靴など、プライベートとは別に服の用意が必要だ。これらを必要経費として考え、その必要経費額を給与所得が180万いかの人は65万と定めている。この65万である。
38万円の実態とは!?
配偶者控除の38万円である。
配偶者控除とは!?
配偶者の合計所得金額が38万以下である場合に、一律38万円の控除額となる。
ちょっとややこしく頭がこんがらがってきたと思います。計算例を見てみましょう。
・アルバイトの場合、収入金額が103万以下であれば、配偶者控除の適応を受けれる。
収入金額103万ー給与所得控除額65万=38万≦38万
であれば、一律38万円の控除が受けられる。
まとめ
収入金額103万ー給与所得控除額65万=38万≦38万
この式が表していることがいつも言う103万を超えるなの「本質」の部分なのです。
解説してきましたが、少しはなぜ103万なのか理解できましたでしょうか?
これからも皆様の生活に役立つ情報をお届けしますので宜しくお願い致します!!