何問正解できますか?世界をデータから読み解くFACTFULLNESS

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 

2019年ベストセラー第1位。学校では教えてくれな世界の教養。世界的ベストセラー【ファクトフルネス】世界で100万部突破!!あのビル・ゲイツオバマ前大統領が絶賛!!

「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ」-ビルゲイツ

「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本」-バラク・オバマアメリカ前大統領

 

 著者:ハンス・ロスリング Hans Rosling

ハンス・ロスリングは、医師、グローバルヘルスの教授、そして教育者としても著名である。世界保健機構屋ユニセフのアドバイザーを務め、スウェーデンで国境秋石段を立ち上げたほか、ギャップマインダー財団を設立した。ハンスのTEDトークは延べ3500万回以上も再生されており、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力の大きな100人に選ばれた。2017年に他界したが、人生最後の年は本書の執筆に捧げた。

 

今や日本でも50万部を突破したファクトフルネス。私たちがいかに世界に対して正しい知識を持っていないかが明らかになる。私たちが学校教育で学んだ世界の事実はもはや過去10年、20年の話。いま、どの世代にも読んでほしい、読んで後悔のない本。

 

あなたは世界の事実を捉えることができているか。

以下の世界に関する事実に基づく13の質問に挑戦してみよう。1問につき選択肢は3つ。チンパンジーがランダムに選んだら正答率は33%。チンパンジーでも4問は正解できるであろう。さすがにあなたはもちろんチンパンジー以上の正答率ですよね??

 

1.現在、低所得国に暮らす女の子の何割が、初等教育を修了するでしょう?

 A 20% 

 B 40%

 C  60%

2.世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?

 A 低所得国

 B 中所得国

 C 高所得国

3.世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?

 A 約2倍になった

 B あまり変わっていない

 C 半分になった

4.世界の平均寿命は現在およそ何歳でしょう?

 A 50歳

 B 60歳

 C 70歳

5.15歳未満の子どもは、現在世界に約20憶人います。国連の予測によると、2100年に子どもの数は約何人になるでしょう?

 A 40憶人

 B 30憶人

 C 20憶人

6.国連の予測によると、2100年には今より人口が40憶人増えるとされています。人口が増える最も大きな理由は何でしょう?

 A 子ども(15歳未満)が増えるから

 B 大人(15歳から74歳)が増えるから

 C 後期高齢者(75歳以上)が増えるから

7.自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう?

 A 2倍以上になった

 B あまり変わっていない

 C 半分以下になった

8.現在、世界には約70憶人の人がいます。世界の人口分布を正しく表せているのはどれでしょう?

 A 北米、南米に10憶 アジアに40憶 ヨーロッパに10憶 アフリカに10憶

 B 北米、南米に10憶 アジアに30憶 ヨーロッパに10憶 アフリカに20憶

 C 北米、南米に20憶 アジアに30憶 ヨーロッパに10憶 アフリカに20憶

9.世界中の1歳児の中で、何らかの病気に対して予防接種を受けている子どもはどのくらいいるでしょう?

 A 20%

 B 50%

 C 80%

10.世界中の30歳の男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?

 A 9年

 B 6年

 C 3年

11.1996年にはトラとジャイアントパンダクロサイはいずれも絶滅危惧種として指定されていました。この3つのうち、当時よりも絶滅の危機に瀕している動物はいくつでしょう?

 A 2つ

 B 1つ

 C 0

12.いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいるでしょう?

 A 20%

 B 50%

 C 80%

13.グローバルな気候の専門家は、これからの100年で、地球の平均気温はどうなると考えているでしょう?

 A 暖かくなる

 B 変わらない

 C 寒くなる

 

 

正解はこちら。

C,B,C,C,C,B,C,A,C,A,C,C,A

 

最後に

あなたは何問正解できましたか?平均正解数は2~3問。出来ていなくても心配いりません。しかし!!正解できていないということは、あなたがどれだけ世界を正しく捉えることができていないかということを表しています。正解できない要因として本書では筆者は10の思い込みであると挙げています。分断本能、ネガティブ本能、直線本能、恐怖本能、過大視本能、パターン化本能、宿命本能、単純化本能、犯人捜し本能、焦り本能。本書では各本能について深く取り扱っております。私もですが、本書を読み終えた後には先ほどの13問の質問にパーフェクトで答えれるだけでなく、新しい視点で世界の事実を見れるようになりました。ぜひ一度読んでみてください!!